海外で10年にわたる医学研究を終え、故郷へ戻ってきた才女。医学博士の肩書きと巨大財閥の令嬢という、誰も知らない素顔を隠していた。
だが帰国早々、父の恋人によって大切な薬を壊され、暴行を受けたうえ、亡き母の形見まで踏みにじられてしまう。相手は、目の前にいる女が誰なのか知る由もなかった。
一族が集う晩餐会で、彼女はついにその女の罪を暴き、逮捕へと追い込む。しかし、すべてが終わったはずのその時、女が脱獄。復讐の矛先は、彼女へと向けられる――。
命を狙われながらも、彼女は自らの手で一族のすべてを掌握し、巨大帝国の頂点へと上り詰めていく。